これ!「アストンマーティン DB9 ヴォランテ」 といいます。
「007 慰めの報酬」のオープニングのカーチェイスでボンドが乗っています。
これは、オープンカーですが。かっこいいでしょ。
さて、「軌跡シリーズ」も中盤になってきましたが、今回は、
平成10年6月オープンした、日本初
の「カラーサロン」を振り返りましょう。
ネーミングで、「B」は、吉田店に隣接したエステ&アロマボディのブルームです。
「C」は、自然に、「カラー」でしたが、店名にはきつかったので。「カラー専門店」にしました。
ホームカラーがパブリックに量販されている中、「ホームカラー」に、業界大手のウェラ・ホーユーなど、美容業界サロン専売品にも流通している「カラー」に溢れていました。
今から、12年ほで前、時代は、
「ダニエルギャルビン」のウィービング・スライシングなど、「ホイルワーク」が大ブレーク。
ブリーチや、「ガンガンメッシュ」なるネームで、バカうけ。
そんなブームに開店しました。
オープン当日は、あいにくの雨。
記念として2日間、ご来店のお客様「無料招待」
20人ほどのお客様が、オープン前から、傘を並べてお待ちかね。
慌てて、本店エリアより、応援部隊投入。
15坪のサロンに、スタッフ10名。お客様10名。
結局、入りきらず、営業も終わらず、後日にご予約を取り直し、50名以上の「招待」となりました。
・・・が、これがよかった。
スタイリストよりも、カラーリストに興味のあるアシスタントが急増。
カラーの勉強になればと、開店したサロン。
なんと、「スタイリスト」がサロンに居ないんです。
美容院登録なのに、カットもパーマもメニューに無い。
料金システムは、
1 カラー剤塗布&シャンプー&ドラィが¥1900
2 ブローはセルフ
3 初回は、サロンカラー剤を購入して頂く(1本単位)
・・・(ここで、カラーリストの卵達が、一生懸命色彩学を活用してカウンセリング)
4 1本の残液は、ボトルキープのように、3ヶ月間はお店でキープ(カード&カルテに残量を記入)
5 同じメーカーであれば、「色の変更」可能。
6 メーカーさんのご協力で、材料は「委託」。無くなった本数だけ、納品。精算。
7 あとは、秘密。
最初は、「材料費」と「売上」が心配でしたが、「7」があるため伸びていきました。
50日周期のカラーと、2週間おきのカラーと結果、後者のほうの単価がいいんです。
なぜなら、「技術代&薬液代金」。キープしているため、「もったいない」。
「色の変更可能」が、トーンや色味への挑戦・好奇心が増すんですね。
アシスタントはどんどんプロになっていくし、お客様に「次はカットもお願い」って感じで、
スタイリストの勉強も積極的になってきましたもん。
結果、スタッフはミリオンスタイリストレベルまで、上達しましたから。
今思えば、4人の「平均年齢20歳」でした。
ほんとによく、頑張ったね〜。時間単価では最高だったね。
メニューでは、
「根元カラー&全体染め&ウィービングブリーチ80枚&オンカラー」材料費があるから、
一人3万円くらい。
エクスブームが、引き続いたから、なおさら良かったね〜。
zip-zip は「擬似音」といって、意味がないんです
漫画にある、居眠りの「Z・・・・zzzz」なんです。